フォント基礎

代表的な字体は、「角ゴシック」「丸ゴシック」「明朝体」「楷書体」です。

同じ「角ゴシック」でも、いろいろなフォントがあり、太さも様々です。また、一見、「角ゴシック」に見えても「角ゴシック」としては扱わない場合もあります。

角ゴシック1(太さ;heavy)と角ゴシック1(太さ;DemiBold)は、双方「モリサワ新ゴ」というフォントで太さが異なります。太さが変わるだけでも印象は異なってきます。

角ゴシック1と角ゴシック2は双方、角ゴですが、フォント名は異なります。赤丸を付けた部分に次のような違いがあります。

  • 「日」の縦画が、角ゴシック1は下に突き抜けているが角ゴシック2は止まっている。
  • 「市」のなべぶたが、角ゴシック1は下の「巾」に接しているが、角ゴシック2は離れている。
  • 「な」の右上の点が、角ゴシック1は接しているが、角ゴシック2は離れている。

また、デザイン書体1とデザイン書体2は、角ゴシックに似ていますが、角ゴシックとは異なる特徴があり、角ゴシックとして扱いません。

デザイン書体1は、縦画が細く横画が太くなっています。角ゴシックは縦画と横角は略同じ太さです。

デザイン書体2は、斜めの画でも始まりと終わりは水平か垂直になっています。角ゴシックの斜めの画の始まりと終わりは斜めです。